大阪の待機児童が多い原因は保育士が少なすぎる?


child waiting for meal in kitchen医療と保育は圧倒的人手不足にあることはニュースを見ていればお分かりになるかと思います。高齢化社会に至り、医師・看護師共に不足している一方で、せっかく産んだのに預けるところがなくて働けないというのですから完全に人口のバランスが崩壊してしまっていますね。

しかし、医療は一般的に西高東低と言われており、何を示しているかというと西日本の方が東日本よりも医療事情が良いということです。これは一人当たりの医師の数であったり、医師自身の就業環境であったり、医師も患者も恵まれた環境であるということになります。しかし、その一方で西日本を代表する大阪については、申告な保育士不足であるとのことです。

西日本を代表する都市の大阪は、医療事情でも西日本トップクラスの環境を誇ります。医師の中でも転職先として人気なのは大阪なのです。しかし、保育士に関しては全然確保できないそうで、保育士が少なすぎるため受け入れ人数を減らさなくてはならない程だそうです。実際に2016年の大阪市会教育こども委員会によると、大阪市では直近3年間で約400人の定員減少を行っていたそうです。待機児童が深刻で保育所の新設を積極的に行ってる大阪市で人材が不足しているのですから皮肉なものです。ただ、これは任期付き・非常勤で採用しようとしたことが下人であるともされており、保育士の待遇改善にかなり積極的に取り組んでいる東京都なんかと比べるとずいぶん遅れていると言わざるを得ません。

そのため大阪府では保育士の求人倍率は常に2倍以上。全国的に見ても圧倒的に高い数値で保育士からしてみると保育園が選びたい放題であることから転職を希望する保育士にしみたら魅力的なエリアとも言えます。大阪の保育士求人を『求人情報ナビ+V』で実際に調べてみると、たくさんの求人情報が見つかります。

しかし、府が前向きに保育士の待遇改善を打ち出さなければ定着することもないでしょう。東京都を模範にすべき点ではないでしょうか。